ヘルペスの正しい知識・見分け方

口にデキ物があるのですが、口唇ヘルペスなのかニキビなのかわかりません。見分け方はありますか?

    

口唇ヘルペスとニキビの違い

できる場所/見た目の違い

口唇ヘルペスとニキビの違いは、ニキビは毛穴のつまりや汚れが原因でできるため、唇の上にできたということであれば、口唇ヘルペスです。
口の周りにできている場合は、腫れの状態で見分けることができます。デキ物の上に白い膿のようなものがあれば、毛穴に詰まった皮脂である可能性が高いので、ニキビと言えます。ニキビが潰れた時と症状は似ていますが、水ぶくれのようになっている場合は、口唇ヘルペスと言えます。

 

症状の違い

ニキビと違って、口唇ヘルペスは、はじめに口や口の周りがヒリヒリしたりチクチクします。これは、ヘルペス自体がウイルス性のため、痛みや痒みを帯びるためです。

その違和感が起きてから、約半日、1日ほどすると、口や口の周りが一部が赤くなってきます。ほどなくして、口や口の周りが水ぶくれのように膨れてくることがあれば、それは口唇ヘルペスであると言えます。この水ぶくれの時期に、ウイルスの増殖が活発化しますので、水ぶくれが破れて出てきた体液がほかの傷口や粘膜に触れると、感染し、その周囲に再び赤い腫れや水ぶくれができてしまうという症状も、ニキビとの違いになります。

 

原因、対処法の違い

ニキビの場合はホルモンのバランスが崩れたことが原因で発症します。特に口の周りにできるニキビは、胃の疲れによることが多いため、暴飲暴食などをした記憶があれば、デキ物の正体はニキビかもしれません。

一方、口唇ヘルペスの場合は、体の免疫力低下により発生します。体調不良を感じている、または風邪っぽい症状が出ている場合は、口唇ヘルペスである可能性が高いです。

ニキビはホルモンバランスを整えるのに時間がかかるため、治るまでに時間がかかることが多いのも特徴の一つです。治すためには、塗り薬や飲み薬もありますが、根本的な食生活の見直しやスキンケアが求められます。

口唇ヘルペスの場合は、体力が回復することで、ウィルスへの抗体が働き、自然と1-2週間で治ります。ウイルス自体は弱いウイルスのため、一度感染すると一生体内に潜伏することにはなりますが、通常生活している上では特に症状として現れることはないと言われています。体力さえ戻れば、ウイルスを抑えることができますが、広範囲に感染する前に皮膚科にて処方してもらうまたは薬局で売られている塗り薬や飲み薬を使って治すことをお勧めします。