ヘルペスの正しい知識・見分け方

口唇ヘルペスでつらいのですが病院に行ったほうがいいのでしょうか。口唇ヘルペスの重症化をふせぐためにも病院を受診しましょう。

    

ヘルペスが口や唇にできると痛くてつらいですよね。
物を食べるときも痛くて食べにくいし、口元だと人の目線が集まって恥ずかしいこともあります。
自然治癒するので病院に行かない人も多いようですが、本当にそれでよいのでしょうか。

 

そもそも口唇ヘルペスってどんなもの?

口の周りにできる小さな水ぶくれ(ヘルペス)のことを口唇ヘルペスと言います。
この水ぶくれはぴりぴりとした痛みを感じ、喋ったり食べたりするだけで痛みを感じるので、食欲不振になったり、人に合うのが嫌になってしまうことがあります。

口唇ヘルペスはウィルスに感染して発症します。
体内に入ったウィルスをなくしてしまうことは難しく、風邪を引いたときやストレス、疲れから体が弱った状態になると再発することがあります。
また、水ぶくれの中には大量のウィルスが存在するので、口唇ヘルペスを触った手で他の人に触れると感染することがあります。同じタオルを使ったり、箸やスプーンからも感染するので注意しなければなりません。

 

口唇ヘルペスを放っておいたらどうなるの?

口唇ヘルペスの症状は、放っておいても1~2週間で自然治癒します。
そのため病院に行かず放置する人も少なくありません。

では放っておいたらどのようになるのでしょうか。

一般的な口唇ヘルペスは、発症して2~3日で水ぶくれができます。このころが一番痛みや痒みを感じます。
発症から1週間くらいでかさぶたができ、これが黒くなってくると少しずつはがれて、2週間くらいで元の状態に治ります。

しかし、口唇ヘルペスが重症化した場合は、赤く爛れてしまったり、発熱やリンパ腺の痛みなどを伴うことがあります。
こうなってしまうと治るまでに1ヶ月以上かかることもあります。
また、最悪の場合、抉れたような痕が残ったりシミになってしまうこともあるのです。

そうならないためにも、口唇ヘルペスの症状が出たら早めに専門家に診てもらいましょう。

 

口唇ヘルペスは何科で診てもらうの?

口唇ヘルペスのときは「皮膚科」もしくは「内科」を受診します。
「口腔外科」「歯科」でも診てもらえます。

基本的には医師の問診と視診によって診断が行われ、症状にあった薬が処方されます。
また再発予防法の指導も行ってくれます。

 

どんな治療をしてもらえるの?

一般的には診察による投薬治療になります。
症状にあった飲み薬(内服薬)、塗り薬(外用薬)が処方されます。

内服薬としては、ウィルスの増殖を防ぐものを服用します。
細菌感染の可能性が高い場合は抗生物質、痛みがある場合は鎮痛剤が処方されることもあります。

外用薬としては、水ぶくれが広がるのを防ぐ軟膏やクリームが処方されます。

口唇ヘルペスのことを少し知ることができたでしょうか。

口唇ヘルペスは特別な治療をしなくても自然に治りますが、放っておいた場合、重症化して痕が残ったり、人に感染してしまうことがあります。
また、適切な治療をすれば治るまでの期間が早くなり、再発を予防することもできます。

口唇ヘルペスは、酷くなる前に病院で適切な治療をしてもらうことをおすすめします。